米調査会社のJDパワー・アンド・アソシエーツが発表した2012年の米新車品質調査によると、レクサスが1位、ジャガーが2位、ポルシェが3位となりました。
JDパワー・アンド・アソシエーツの品質ランキングですが、車両購入後90日間の新車の品質を調べるための業界基準の役割を果たしており、ユーザーがクルマを購入する際の目安として幅広く活用されています。90日間の初期品質を基準とするのは、長期的耐久性の優れた判断材料となることが示されているからです。
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また、
イギリスの自動車保険会社ワランティ・ダイレクトが「信頼出来るエンジンを作る会社」についての調査結果を発表しました。ワランティダイレクトは、クルマのブランドごとに、車軸、サスペンション、ステアリングの故障率を独自調査し公表するなど、メーカーも恐れるハードコアなクルマの調査を行う保険会社として有名です。
利用者の立場にたった「真実を公表する」ことで、英国民のモーターリストから信頼を得ています。
今回の調査対象は「エンジン」。エンジントラブルは、ユーザーにとって一番頭の痛い問題です。保証期間の後、パーツ交換を含め大変なコスト増を強いられるからです。
まず、ベスト5から。
Top 5 manufacturers
Manufacturer Failure rate (%) Failure rate (1 in x)
1 Honda 0.29% 1 in 344
2 Toyota 0.58% 1 in 171
3 Mercedes 0.84% 1 in 119
4 Volvo 0.90% 1 in 111
5 Jaguar 0.98% 1 in 103
ホンダ、トヨタの1、2フィニッシュ。ホンダに至っては、350台に1台トラブルがあるかどうか、というずば抜けた品質。品質に関しては日本車は圧倒的なアドバンテージがあるのでしょう。ドイツ勢は、メルセデスのみのランクインでした。
そして、ワースト5。
Bottom 5 manufacturers
Manufacturer Failure rate (%) Failure rate (1 in x)
1 MG Rover 7.88% 1 in 13
2 Audi 3.71% 1 in 27
3 MINI 2.51% 1 in 40
4 Saab 2.49% 1 in 40
5 Vauxhall 2.46% 1 in 41
Audi は、JDパワー・アンド・アソシエーツ及びワランティ・ダイレクトの両方でワースト入りです。プレミアムブランドとしては致命的ですね。
イメージは良かったのに残念。
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