11月は、昔から神無月(かんなづき)と呼ばれています。全国の神様が、会議のために出雲大社にお出かけするので留守になるからです。反対に出雲の11月は、神在月(かみありづき)と呼ばれます。どうせなら全国の神様のパワーをもらたいものです。
出雲大社と言えば、4年前の夏に全小ソフトテニス大会@島根県の応援に行ったときに短い時間でしたが、ちょっとだけお参りに行った事があるだけです。その夏はものすごく暑かった記憶があります。今度はゆっくり・のんびり行きたいと思っています。行くならやっぱり普段の出雲大社よりも、11月ですかね。パワーが噴き出していそうです!
出雲大社といえば縁結び。多くの人が良縁祈願、恋愛成就を祈りにやってきます。出雲大社では、大国主(おおくにぬし)大神が祭り上げられていて、男女の縁・人と人の縁を結んでくれるからです。普段から、清涼な気を放つパワースポットですが、11月は特に強い気を発する時ですかね。
11月=旧暦の10月は、全国の神様が出雲にやってきます。八百万(やおよろず)の神様が集結するのは、人々の縁を結ぶためと人生の諸々を話し合って決めるためです。出雲地方では昔から、11月の神在祭(かみありさい)の時期は、神様の邪魔にならないよう身を慎んで静かに暮らしているそうです。
神在祭(かみありさい)は、旧暦の10月10日の夜から8日間にわたって神事が続きます。この期間は、日本中の神様が出雲に集結しているのですから、お参りすれば運気アップは間違いないでしょう!神様たちは、人間には計り知れない運命を、神議り(かむはかり)にかけて決められているのです。
もちろん、男女の縁も神議り(かむはかり)で話し合われているそうですよ!
2016年の神在祭りは11/9の夜から始まって11/16の夕方まで8日間も続きます。神事は大きくわけて5つあり、まず神様をお迎えする「神迎祭(かみむかえさい)」が11/9の19:00から、出雲大社の西1キロの稲佐の浜でおこなわれます。翌日の11/10には「龍蛇神講大祭」が神楽殿であります。
「神在祭」は11/10、11/14、11/16、「縁結大祭」は11/14、11/16です。最後に、全国の神様の出発を見送る「神等去出祭(からさでさい)」が11/16の16:00から開始して終了します。一般の人は参加できない神事が多いですが、出雲大社の参拝はできます。